「この世界の片隅に」はやさしいやさしい物語。

「この世界の片隅に」を観てきた。
たまたまyoutubeにあった予告編を観たことがきっかけ。
予告編を見た瞬間に「この映画は観ないといけない…!」という気持ちになった。なぜ観ないといけないかは言葉にできていないけれど、何か胸を締め付けられる感じがした。

舞台は終戦頃の広島の呉市。
1人の女性「すずさん」を描いた物語。

戦争を描いているのできつい表現の部分は多少はあるけれど、全体的に優しさが満ち溢れて漂っていると感じた作品。
(予告編にもあるけれど)すずさんは右手を失う。
大好きだった絵を描くことができなくなった。
それにもう1つ大事なものを同時になくした。
悔やんでも悔やみきれない。
やりきれない想いを抱える。
自暴自棄になって自殺に走ってもおかしくはないのだろうと感じた。
でもその道に行かなかったのはまわりの人がいたから。
まわりの人のやさしさに気づけたから。

物がなくても、優しさ、希望につながるような優しさがあると人は生きていける。
そういうことをやんわりと教えてくれる良い映画だった。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)